お遍路さんを始めるぞ!〜3日目 後編〜
金毘羅さんの参拝が終わり、12時過ぎか13時過ぎくらいだっただろうか。目的地をひとまず高松に設定した。前半にも書いていたが、今日はコインランドリーに行かなければならない。見つけたら即、寄るつもりだったのだが、全然見つからない。主要道路は高松への一本道のようになっており、あんまりお店がないのである。とりあえず昼飯が食べたくて、今まで高松に行く途中に気になっていたうどん屋さんへ。名前は忘れたなぁ〜。
ざるうどんを食べた。のどごしがよくて美味かった。うどんツアーとなりつつあるなぁと思いつつ、うどんを楽しむ。テレビでTRFが出てたのを鮮明に覚えている。むちゃくちゃ久しぶりに見た。沖縄のダンスフェスタのゲストだったようだ。懐かしい曲がいっぱい流れていた。BOY MEETS GIRL、CRAZY GONNA CRAZYとか。いや、それくらいしか知らんけどw
そろそろ言っておくが、この後編は画像がない。なぜなら、走ることと宿探しで一生懸命だったからである。さて、コインランドリーの場所で覚えているのは、香川大学の近くのやつだけだ。2000年四国ラリーで行ったから覚えている。もうとりあえずそこを目指すしかね〜なと思ってコインランドリーを探すためだけに香川大学を目指した。香川大学はなかなかわからない場所にあっていつも迷う。なんとか香川大学に到着。そこに着かないとコインランドリーの場所が思い出せないw
コインランドリーに着いてから、早速洗濯開始。暇なので、香川大学同期のまこちゃんにメールを打ってみた。元来、徳島に直行するつもりだったので連絡してなかったのだが、まあせっかくなので。そしたら、今から行くわという返事が来た。すげー。かなり久しぶりに会ったが、あんまり変わってない。むしろ変わってないのは俺だったらしい。学生っぽすぎるらしい。社会人4年目ですが何か?
差し入れにいよかん2つをもらった。荷物にもう入らないので、ハーフパンツのサイドポケットにいよかん2つを入れる。すげーでかいんだけど、これしか方法がない。けっこうダベった後に、まこちゃんは約束があるからということで帰っていった。5日に大阪大学の連中が走ってくるから飲み会があるよという情報を聞いて、いけたらいくということにしておいた。
洗濯も終わり、次は風呂に入りたい。コインランドリーの隣は銭湯なので入れるっちゃあ入れるのだが、入ったらもう外は暗くなり、走られる状態ではなくなると思ったので、道の駅みろくの里を目指すことにした。まこちゃん情報によると、ここは温泉・キャンプ場・コンビニ・道の駅が集中しているオススメポイントだそうだ。県道10号線に出たら、ずーっといったら迷わなくてよいと聞いたので、10号線を探すが、そこで迷った。市街は複雑で横断歩道がなく、何度も地下道を通った。
うまい飯屋はないものかと探しながら走る。途中で美味そうなラーメンの看板を発見し、それを目標に走っていたら、近くにきたらすごく混んでて順番待ちになっていた!さすがに順番待ちをしている暇はない。こっちは日が沈むまでが勝負だからだ。かなりノッテきた感じでガンガン走った。急ぐしかない。
途中で、反対車線を走っていたママチャリ高校生が俺のことを意識しながら走ってたようで(走ってる方向は同じ)、なんか立ち漕ぎしながら抜いてくる。俺はむちゃくちゃ荷物を積んでいるんだが…。負けず嫌いなので、なんてことはない素振りをしながらペダルの回転を上げるwしかし彼も粘る。信号が赤になったら止まる俺と、赤になった直後なら進んでしまう彼。厳しい戦いだ。だが体力勝負で負けてなるものか!
長い下りでぶっ飛ばして俺の勝利確定。ハブの違いが勝利の分かれ目w
やっとみろくの里に到着。お風呂のある施設に行った。ここがキャンプ場も管理している。入ってすぐにキャンプ場に泊まれるか確認してみたら、ダメだった…。もうゴールデンウィークに入ってたから、予約でいっぱいらしい。そんなに場所とらないんだけどなぁ…。ちっくしょ〜!と思いながら、とりあえず風呂に入ることにした。
ここの風呂は薬湯とかもあってけっこうよかった。薬湯だと腕の日焼けにあんまり沁みなかったのでくつろいで入った。風呂を上がったらもう既に20時くらいだった。飯、結局食べてなかったので、コンビニにいってご飯を買った。コンビニの駐車場がでかかったから、ここにテント張れないかな〜と真剣に悩んだ。コソッと張ってしまおうかと思ったが、明らかにバレるので、道の駅に行ってみた。道の駅はけっこうでかくて、食べ物屋さんがあったから夜遅くまで明るかった。テント張れるだろうか?すごく悩みながらウロウロしていた。よく見てみると、キャンピングカーや普通の車がキャンプ道具を持って泊まっているのがわかった。ならば、自転車の俺がここにテントを張ってもよいだろう!!と判断。チョコンとテントを張ったw
テントを張ってしまえば、あとはなるようになるだけ。すごく疲れてたので、すぐに寝てしまった。だいぶテント寝に慣れてきたのだった。