ロードレース in 広島

広島の中央森林公園で開催された中国サイクルグランプリに参加してきました。このレースは僕にとって二度目のロードレースです。前回も同じ中央森林公園のレースに出ました。今回は西サ仲間であるブッチーとともに参加です。

中央森林公園のコースは1周12キロのアップダウンしかない(これほんと!)コースです。二箇所ある12%の上りは 結構しんどいっす。 ブッチーはビギナークラス(コース1周)に参加。僕はノービスクラス(コース2週)に参加。

ブッチーのクラスがスタート、ゴールしてから僕のクラスがスタート。なんか緊張するわけです。レース始まる前にトイレいっとこ〜と思ってトイレにいったら、愛大サイクの僕よりも1こ上のOBであるマツウラさんに出会った。2人とも会った瞬間「…えっ!なんで!?」という感じだった。話を聞いたところによると、マツウラさんも僕と同じノービスクラスにエントリーしていたので、レースが始まるまで話をしていた。

そうこうしている間にビギナークラスがスタート。
ブッチー頑張れよ〜と声援を送り、たくさんの自転車が一斉に走り出して行く。 ブッチーが帰ってきたくらいからが僕のスタートなだけに余計に緊張してきた。 ブッチーが先頭で帰ってきた!なんかもう一人いて、ブッチーが風除けにされている様子で最後のスプリント勝負でブッチーが差されて2番目にゴールした。おいおい、ブッチー2位かよ!やるじゃん!!

とか思ってる間に僕達のスタートも迫ってくるわけです。マツウラさんも緊張してるようだった。 スタート!一斉に自転車が飛び出してゆく。このコースはいきなり、かなり下らされる。たくさんの自転車が同時に一気に下ってゆくもんだから先頭のほうに抜け出していいコースを取っていかないと思い通りのコースを走れずに減速してしまうのだ。が、僕は下りは苦手だ。バンバン抜かれてゆく。しかし焦ってはならないというかこけたらそれまでだし他のチャリもたくさん走ってるわけだから(しかも下り)危ないので下りの勢いを利用してアップで勝負することに決めた。

案の定、上りで集団のスピードがメチャクチャ下がった。僕はヒルクライマー(自称です。体重あるくせに…)なのでここでかなり抜き去った。だが、下りであまりにも差をつけられ過ぎた。全然先頭集団には追いつけなかった。上りで使った体力を回復させるためにドラフティング(人を風除けにして走ること。かなり楽)したりもしたが、ドラフティングしてても前には追いつけない。だって、前のほうが速いんだから。

ある程度体力が回復するたびにアタックを繰り返してすこしずつ追い抜いていくのだが、いかんせん下りになるとまた抜かれてしまうという悪循環…。グリップの安定感がないのか、僕がヘタなだけか(両方ともいえるが)、でもまあこれでも時速45キロくらいでグニャグニャした下りを走ってるわけです(あってると思うが違ったらブッチー教えて)

そんなふうに走ってたらなんと!マツウラさんがいたわけです。マツウラさんは現役時代最強の異名をとるほど速かったんだけど、トレーニングあんまりしていないらしくて僕と同じくらいになってるようです。ただ、平地と下りでは未だにかなわなさそうだったので、マツウラさんには申し訳なかったですが、ドラフティングさせてもらいました。これで体力をすこしだけ回復。12%アップに勝負を挑んだ。勢いを利用して結構重いギアでガシガシ上りましたが、途中でかなり厳しくなり…。上りきったあとの下りでは足がなかなか動きません…。…体力使いすぎた…。でも足を動かさないほうが乳酸が除去されないので疲れがとれないのでやや軽いギアで足を動かします。最後のスタート地点まで戻るところがなにげに上りなもんでかなりキツイ!上りきったらへばりそうなんですが色んな人が応援してくれるもんだから頑張っちゃって心拍上がって心臓爆発しそうです。

そして2周目に突入。またまた下りまくるぅ〜。この間に体力回復に励む。今、自分がいったい何番目くらいなのかも見当がつかないなぁ〜と思いながら走る。なんか僕の前に紫色の○NCHORに乗ったおっちゃんが立ちはだかる。完組ホイールなんかつけちゃって!学生にゃ〜そんなお金ないよ!と思いながら上りで追い抜くが下りで抜かれるのを2〜3回繰り返す。…ぬぬぬ。そうしてたら下りでなんとマツウラさんにも抜かれてしまった!あら〜!!やばい!明らかに○NCHORのおっちゃんよりもマツウラさんのほうが速かったのでマツウラさんに追いつくように意識しながら走り、○NCHORのおっちゃんをついに振りほどく。

上りでマツウラさんを抜いて(これももう何度目か…)やや直線っぽくなる下りでスピードに乗る。僕だって直線の下りはまだましなほうだ。いっておくが要所要所でドラフティングはしている。そして上りを上りきろうとしたその瞬間、ギアチェンジしたらチェーンがはずれてしまった!焦ってすぐに直すが2人くらいに抜かれた!何やってんだ〜!俺!!と思ってシャカリキ急ぐが下りで勢いに乗ってる人にはなかなか追いつけん。最後のゴールスプリントを全力で走りきってゴール。ゴール…。…う〜ん、吐き気がするほど苦しい…。

マツウラさんは僕がゴールしてから30秒後にゴール。ゴールし終わってからも色々と仕事についてとか、OB会についてとか話した。それからブッチーと合流。ブッチーは表彰式があるのだ。ブッチーは2位かと思っていたら、1番目にゴールした人とはエントリークラスが違っていて、実はブッチーが1位だった。そしてブッチーは表彰台へ。おめでとう。ブッチー。

おめでとう!ブッチー!

やっぱり表彰台ってのはカッコいいもんです。僕ももっと頑張っていつか登りたいもんです。 それと、僕のクラスで1位になった人はブッチーと同じチームの人でウエダさんという人です。 同じチームで1位を2つ取ったということで2人ともメチャクチャ上機嫌でした。

ウエダさん。おめでとうございます。

リザルトによると僕は41位。かなり遅いっす…(−−;)自分の悪いところがよくわかったレースでした。トレ不足だったのがいけてなかったです。まあこの時期、膝が痛かったってのもありますが…。 次のレースはいつになるかわからないけど、もっとトレーニングを積みます。

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